マンションの鍵の種類について
自分の家の防犯に興味のない人は中々いないでしょう。一昔前や、今でも田舎の方では近所の目があるから大丈夫という感覚があってあまり防犯に対して興味、というよりも防犯意識が低い状態にあります。しかしながらそうした時代は過ぎ去ってしまい、様々な犯行の手口が出回るようになりました。
昨今ではマンション建設が盛んに行われるようになる中で、それぞれの玄関にはどのような鍵が付いているのか興味を示す人も徐々に増えてきていますが、新しく建設されるマンションでは当然防犯を意識した鍵が使用されているのに対して、既存の住宅ではまだまだ防犯レベルが低いと言えます。
鍵にはいくつも種類がありますが、その中でもピッキングなどにも弱く防犯レベルが低いと言われているのがディスクシリンダーと呼ばれるタイプです。そもそも日本にピッキングという技術を持った泥棒がいなかった時代では、防犯レベルの高い高級な鍵よりも安価な種類の方が好まれて多くの家屋で使用されています。
ですが外国人の泥棒の出現でその手の種類のものは簡単にピッキングされてしまうようになって変わりに取り付けられるようになったのがディンプルキーです。無数の種類が作り出せるディンプルキーでは複製が困難な上にピッキングにも強いという防犯レベルが非常に高くなっています。
泥棒は5分以上開錠に時間がかかれば諦めると言われていることから、新築マンションではディンプルキーが使用される他2ヵ所に鍵を取り付けることも行われています。